会長はメイド様 第1話『美咲ちゃんはメイド様!』

当然のことながら原作は未読。もっともこれが20年くらい前でしたら読んでいたかと(笑) 私、少女漫画自体には全然抵抗がございませんよ(笑)
初回は状況説明と主要キャラの紹介に費やされておりました。物語は少女漫画の王道で、貧乏だけどそれに負けずに男子とも(知力・体力とも)互角に渡りあう、星華高校生徒会長にしてメイド喫茶で働く頑張り屋「鮎沢美咲」と、顔も頭も良いのに女性に興味のない無感動(?)男「碓氷拓海」の恋の物語・・・、かな?
ですので、目新しい要素と言いますと「主人公のバイト先がメイド喫茶の一点(あくまでも初回時点)だけでございます。表(生徒会長)の顔との落差を考慮し、風俗ギリギリ(笑)の線でこのバイトが選択されたのでしょう。
ただ、この設定を活かしきろうといたしますと深刻な展開もアリになってしまいますが、個人的にはそこまで望んでおりませんので現行の路線で進行していただけますと嬉しいかと。
で、本作の内容はともかくといたしまして、一番嬉しかったのは監督が桜井弘明さんだったことでございます。
だぁ!だぁ!だぁ!」でテンポの良い作風に惚れた(笑)のですが、残念な事にその後の監督作品をひとつも見る機会を得られませんでもう10年経っちゃいましたが、久しぶりに観ました監督作品はあの頃となにも変わる事なくキレの良いテンポで進行しておりました。
やはり「笑い」にはテンポが大切だと、この初回を観ていて感じました。今回絵コンテ桜井さんで演出は池端隆史さん。適材適所の最強人事でございました。