GIANT KILLING #03

弱いチームほど「チームワーク」なんて言葉を口にいたしますからなぁ(笑)
技術・体力・身体能力・精神力(何事があろうとも折れない心)・そして戦術。これがあり、そして「勝つ」という目的が同じなら、チームワークなんてものは自然と出来上がるもので、弱いチームがそれを口にする時は「現実逃避」でしかありませんね。
といった事で、達海がやろうとしていることは本格的なチーム再構築であろうことは理解出来ました。その一方「ジーノ」という天才が登場してその才能を見せつけるのですが・・・、展開早過ぎじゃありません?
もちろん、いかに達海が魔法使いであろうとも、こんなチーム(失礼ですね)がいきなり強くなるなんてことはないでしょうし、ここから先はトライ&エラーになるのでしょう。
その中で各人のつながりや成長も描かれると思いますが、なにか淡々と進行し過ぎて・・・。ああ思い出しました、こういう思考回路が昭和生まれの悪いところと申しますか、梶原一騎先生に感化されてしまった者の悪いところと以前友人から指摘されたことを(笑)
特にスポーツものを観る時はその考え方が顕著で、もうね、そこら中で熱いドラマを期待し過ぎだorz 今はそんなことしても「笑い」にしかならない時代である事に慣れなくっちゃいけませんね。
それはともかくといたしまして、展開としては極めてオーソドックスに進行しております。「より高く飛ぶためには、より低くかがまなければならない」の喩えもございますので次週はコテンパンにされるのか、それとも魔術師達海の面目躍如といった展開でしょうか?日曜の朝が待ち遠しいです。
作画については、デザインの斬新さもありまして破綻しているのかいないのか判然といたしません(笑) ただ当初期待いたしました「新しいサッカーアニメに相応しい動き」という点では諦めた方が良いようです。まあそれが売りではないでしょうから特に不満はございませんし。
ただ私のイメージとしての「ディーン」通りで、「効率の良過ぎる動画処理」「難しいアングルは極力避ける」といった所はしっかり踏襲されておりました。・・・少し残念かも。