おおかみかくし 第4話『予感』

 事態は少しづつ静かに進行する、といったところでしょうか。
 一誠の描写を見ておりますと、彼らの異様な行動にはなんらかの病気が関係しているようにも見えなくはありませんが、どうなんでしょうか?
 そして新しく登場したバイオリンを弾く香織は、どのような役割を背負っているのか。さらにとうとう「現場」を目撃した博士。大変宜しいペースで進行中(笑)
 そうなりますと、先週も書いた通り「謎の集団による襲撃シーン」が心理的恐怖を削いでいるように見えてきます。肝心の「殺害シーン」を直接描写していないのですから、このシーンも「赤い月が出た次の日、人が消えた」的な描写に(現状では)しておいた方が良いように思えます。
 まあでも、今回は博士が「目撃した」事実が必要だったのでしょうから難しい所なんでしょうが。
 希望といたしましては「バイオハザード」方向ではなく、理不尽な方向へ向かって頂きたいと思います。・・・どうなんでしょう。