夏のあらし!〜春夏冬中〜第8話『コンピューターおばあちゃん』

 今回も表題は本編に使用されませんでした。好きな曲なので誰かに歌って欲しかったものでございました。さて、本編は「暑さで壊れたあらしと、寒々しい捨て身の(得意な?)ギャグで対抗するカヤの壮絶な戦い」のお話…、嘘ではありませんよ(笑)
 なんと書けばいいのか、最近は「あらしたちが存在すること」が笑いの元になっていないような気がいたします。この作品は単純な「笑い」を見せる作品ではなく、その笑いの陰に「時代から切り離された哀しさ」があり、その陰影が作品全体を包んで独特な雰囲気を作っていたように感じていたのですが。
 単に笑わせるだけが目的であるならば、本作の場合「動き」というダイナミックに訴求する部分では弱点を抱えているように見えますし、ストーリーのナンセンスさでも最近はパワーダウンしているように見えますから単純にそこで笑いを取ることも難しそうですし。
 …う〜ん、残り話数で逆転があるのかどうか、ここまできたら最後まで付き合うしかございませんね(笑)