戦う司書The Book of Bantorra第6話『雷と怪物と殴少女』

 新章・・・なのかな? パンドーラ図書館に「怪物」が現れたり、ザトウとかいう殴られ屋が現れたりしておりました。
 相変わらず「優しくない」構成でございました。と申しましても「難しい」ですとか「理解に苦しむ」と言うほどではなくて、前々章もそうでしたがこの「一話」だけを観ても全体像が見えてこないというだけのことなのですが。
 「怪物」が現れる>武装司書が三人で対応>エンリケ登場神溺教団でのやりとりノロティ登場>ザトウ登場>ハミュッツ登場という流れでしたが、途中の「エンリケ」「神溺教団」の部分が過去で、これを挿入することで物語の時間軸が一旦途切れてしまいます。
 前々章(アニメの第一章ですが)も似たような構成でした(さらに作中何度も過去と現在を行き来するといった念の入れようでした)が、これは創作者の領分ですから特に問題ではございません。問題があるとすれば「優しさ」の慣れっこになっている私の脳みその方でございます。・・・鍛え直さないといけませんねぇ(笑)
 ただ、これは小説であれば問題のない構成だと思うのですが、映像作品の場合何度も時間を入れ替えるのは「夏のあらし!」のようなそれ自体が主題の一つである作品の場合はともかくといたしまして、流れを阻害しているように・・・、本当に単純な脳みそだな>俺
 これでキャラに親近感がわいてくれば印象も違うのでしょうが、主役(?)のハミュッツもまだ正体が分かりませんからなかなか、ね。2クールあるとは申しましても早くの作品世界に入れるようなキャラに親しみが湧くエピソードが欲しいものでございます。