化物語 第九話『なでこスネイク 其ノ壹』

 千石撫子(なでこ)編。今回はストレートに蛇の呪いか・・・と早合点いたしますと簡単に足をすくわれる、と(笑) まあこの作品は「謎解き」それ自体には意味がございませんで、怪異にまつわる因果のほうに重点が置かれているように見えますから、これは次回以降のお楽しみということで。
 今回は戦場ヶ原が登場せず(2・3カットの登場はありましたが)何故か神原がパートナーでございました。これはヒロインが中学生で「私は子供が嫌い」だからなのか、それともこの配置にもなにかしら意味があるのか。色々仕掛けがある作品ですからここも早計は禁物。
 単に相方を変え夫婦漫才からドツキ漫才に進化(?)した阿良々木の別の個性を見せたかっただけなのかもしれませんが。相手が戦場ヶ原だと阿良々木は緊張の塊ですからねぇ(笑)
 さて今回は導入部でございましたので、これ以上の詮索は控えることにいたします。一週間使ってこの大量の情報を反芻いたしたいと思います。