プリンセスラバー! 第二話『学園と再会』

 二話でも作画のレベルは高止まりだったのがビックリ(笑) 多少回想シーンで尺を稼いでおりましたが、あれくらいはご愛嬌といったところでしょうか。しかもあのキャラデザインで崩した絵の部分に違和感がなかったことも驚きました。アニメを観ていなかったブランクが結構ありましたが、その間に進化していたんだなぁ。
 哲平の学園生活突入編。え〜と、ハーレムアニメという認識で宜しいのでしょうか(笑) 手際良く追加キャラ「鳳条院聖華」の紹介や、先週登場していた「シャルロット」「シルヴィア」「優」の性格を描写、哲平の戸惑いなどを提示。ここまでは至極快調でございました。
 「おじさん」がこの手のアニメを敬遠気味なのは、女性側の態度がどうした、性格がどうしたという問題ではなく、登場する男性キャラに気恥ずかしさを感じてしまうからで、リアルな感情の揺れなど描かれますと「誰でも好きな娘を選べばいいじゃん」と一気に醒めてしまうのでございます。
 このアニメも最終的にはそうした展開になるでしょうが、そこに至るまでに各々のキャラにシンパシーを感じることが出来れば最後まで付き合えるかもしれませんし、今のところその可能性が強いと思っております。それは哲平の両親を殺した相手や、シャルロットを襲っていた状況など、まだまだ仕掛けはありますし、作品内容とすれば「ありきたり」とも見えるのですが、そこをどう見せるのか、どう差別化を図るのかと考えますとスタッフの頑張りに期待したいと思います。
 ちなみに私の好みは「シルヴィア=ファン・ホッセン」嬢(笑)