シャングリ・ラ 第六話『虚構戦線』

 ああ、いつものことながら当作も誤読していたのかもしれません。いや、しているし(笑)
 アトラスという支配階級とメタルエイジと呼ばれる者の階級闘争と単純に考えたところが最大の間違いかもしれません。事はそう単純ではなく、世界を覆った「炭素」という経済単位とそれを操る者たちの経済戦争の様相を呈してまいりました。う〜ん、それだけではないのでしょうが。
 そう考えますと、これは頑張ってアニメ化しているとも書けるかもしれません。そもそもビジュアルにして面白いと思えない今回のお話を「飽きさせず」見せた手法は見事でございます。ですがこのお話をまだ続けるといたしますと、正直辛い(笑)
 今回のお話も初見だけで理解する事は難しく(私、頭悪いですから)、2度見いたしましたが未だに完全に理解していないということだけは自信を持って書けます(笑) ただ先は長そうですし、色々な仕掛けもございますから即断は禁物ですね。
 それに観ていて楽しいことは紛れもない事実でございますから、当面はそれに満足していることが「吉」だと思います。唯一の難点はゴンゾの名前でありながら作画が不安定なことでしょうか。主力は「咲」に投入しているということでしょうね(笑)