クイーンズブレイド流浪の戦士 第5話『蘇呪〜古代の王女』

 「流浪の戦士」と呼ばれるレイナですが、扱いがどんどん悪くなっておりまして、これでは「野良戦士レイナ」ではないかと(笑)
 前回姉との対決で谷底に落ちたレイナは何故か沙漠の中にある古代王宮へ。色々無理がありますが気にしたら負けですからスルー推奨。そこで滅びたアマラ国の王女メナスの下僕にされてしまいます。そしてやって来た武者巫女トモエと闘うことに、というお話でした。
 メナスというキャラも結構悲惨な背景を抱えておりましたが、天然系の扱いのため悲壮感は皆無。その存在理由はレイナとトモエに「覚悟」を自覚させるためだったように思えました。もう少しドラマがあっても良かったかもしれませんが、重くなるのを避けたと好意的に解釈することにいたしました。
 ここまで視聴してきて素直に思ったことは「キャラが男でやったらもっと楽しいのではないのか」という番組のコンセプト全否定な感想でした(笑) いえ、可愛い女の子のあられもない姿を描きたい! あんな姿やこんな姿、苦悶の表情をこれでもかっ! と描きたいのは初回を見て理解したのですが、肝心な部分が光ったり曇ったり(笑) しているものしか観る事のできない者といたしましてはどうでもよくなってまいりましたもので(笑)
 そういえば大昔ポルノ映画を観た時あのころは不自然な「花瓶」とか「蝋燭」が主流だったなぁ、などというどーでもいい事との悲しさを思い出しました(笑) そしてレイナは再び濁流に飲まれて何処かへ。「流浪の戦士」とはこういう意味なのかっ! 以下次回へ(笑)