鋼の錬金術師 第6話『希望の道』

 エド故郷へ帰るの巻。戦士の休息。そして賢者の石のヒントをもらいセントラルへ出発。
 エドが村を去るとき思い出溢れる生家に火をかけ退路を断ったという描写がございましたが、「断ち切ったのは」過去の思い出であって故郷ではないところが絶妙・・・かな?
 「帰る場所」は常に心の中に存在しており、場合によっては進んだ先にソレがあった、ということもございます。もちろん、そこにたどり着くまでには山あり谷あり・紆余曲折があるわけですが、この作品はそれを見る作品なのかもしれません、と思いました(笑)
 しかしエルリック兄弟の進む道は想像を絶する茨の道である、と示唆して本作唯一であろう長閑なエピソードは終了。これから先我々は苦行を強いられることになるのでしょう。正直しんどいなぁ・・・。