鋼の錬金術師 第3話『邪教の街』

 前シリーズではこのお話が第一話で、というお話はもうしません(笑) というのもこの辺りから記憶があやふやに・・・、ボケが始まったかのう(笑)
 「等価交換」と「賢者の石」のお話。人体練成においての一番の疑問は「はたして人間の魂と等しいものとはなんだろう」に尽きるのだと思います。多分前シリーズの會川先生はここに反応したと思われます(笑) が、多分この作品の「肝」はここなのでしょう。その意味ではこの作品は私の知っている會川先生に合った作品だったのでしょうね。・・・いかん、また前シリーズに引っ張られている!(笑)
 重く結論が出そうもないテーマを内包しながらも、表面的には観ていて楽しい作品に仕上がっております。うろ覚えですが原作もこのような雰囲気で進行していたはずでしたから、この点では原点回帰なのでしょう。ただ、前シリーズのようにテーマ自体に強いこだわりを見せていないように見えるため、「引っかかり」が少ないことも事実でございます。
 ですが「エドちゃんチビ!」や、両手を合わせるしぐさを真似る子供を見ていますと、これはこれで良い作りなのだと感じております。・・・来週は「地獄」なのですが、ね(笑)