クイーンズブレイド流浪の戦士 第1話『気炎〜流浪の戦士』

 4年に一度「女王」を決める乙女たちの闘いが始まった! というのがお話の「幹」のようです。
 やたら「肌色」の多い女の子ばかりが画面狭しと大暴れ。しかも作画のレベルはかなりなものでしたし、お話も面白そうな展開を見せておりました。・・・しかしGyaoで視聴しておりますとやたら不自然な透過光が(笑)
 これが世に言う「放送コード」らしいのですが、場合のよっては画面の半分を覆いつくす光の洪水に辟易といたしました。どれくらい過激なものが描かれていたのか実際に見てみませんとなんとも書きようがありませんので某所で「オリジナル放送版(AT-X)」を視聴いたしました。
 ・・・悲しい事におじさん全然反応しませんでした(笑)
 下品な話はともかく、まあこうしたものを見て不愉快に感じる人たちがいることは事実ですから、そうした方々に配慮している努力(どう考えても二度手間ですからね)は分かるのですが、あれで「劣情」を催すかどうかは主観の問題ですからねぇ。
 とにかく「可愛い女の子(若干「大人」も含まれているようで、これは嬉しい)たちの裸体」を美しく描くことに徹底的にこだわってみましたというスタッフの魂の叫びは十分伝わってまいりました。それがあるからこその「高品質」の作画なのでございましょう。己の欲望に忠実だと人はここまで頑張れるという証左ですね(笑)
 でも、ビジュアルのインパクトが大きいため物語が注目されないとしたら、それは製作者サイドとしては痛し痒しなのでは?とも考えたのですが、このスタッフを選んだ時点でこうなることは予想済みですね。無粋な団体に目を付けられないことをお祈りしたいと思います。