ドルアーガの塔 the Sword of URUK 第6話『四つの刺客』

 かつてドルアーガに仕えた四騎士の魂を持つ人工戦士がジルたちの前に立ちふさがった! というお話。久しぶりに「カーヤとニーバ」の活躍がございましたが、他のパーティーも順調(?)に塔を駆け上がっております。
 パズズが持ち込んだ棺の中身がこの四騎士だということは分かったのですが、パズズが誰から依頼されて持ち込んだのかすっかり忘れております、困ったな(笑) まあそのうちキャラの誰かが説明してくれるでしょうから問題なし! ということにしておきます。
 ドルアーガに勝ったギルガメスは英雄になったけれど、その呪いは強力で実はドルアーガが勝者だったというところから物語がスタートしているように感じられるからかもしれませんが、前シリーズは深刻なお話をあえて避けていた部分もあり、その分今シリーズはその深刻な部分を消化しなければならないようで、「楽しい」描写は控えめになっているように感じられます。少なくとも民衆の粛清シーンなんて前シリーズでは考えられませんでしたからね。
 この辺で好みが分かれてくるところだと思うのですが、私はRPGであってもひとつの「作品」である以上「人」というものが描けていた方が観ていて感じるものが多いですし、深みも感じることが出来ます。この作品ででこまで描けるのかいまのところ不明ではございますが、少なくとも「挑戦」している姿勢は評価したいと思います。
 今回の作画はこれまでとは若干タッチが異なって「リアル寄り」でしたが、内容に「生々しい」部分がございましたので合っていたように思えました。そして次回はなんと「アーメイ」がっ! 楽しみです(笑)