機動戦士ガンダムOO 2ndシーズン ♯14『歌が聴こえる』

 物言えば唇寒し秋の風 芭蕉
 10行分くらい書いて全削除いたしました(笑) 以下比較的穏当な部分を再構築してみました。
 歌の使い方に問題があったとは思いません(古今の名画やアニメでも戦場で歌が効果的に使われる例はありますから)が、伝達方法を明らかにしていただきませんとそれは単なる「ファンタジー」ではないのかと。もちろん本作において「超人」や「圧倒的な科学の差」は描かれておりましたが、それらはあくまで「方便」として認識しておりました。しかし「歌は時空を超えて」は心情としては理解できますが、作劇としては「逃げ」のようで、マリナの出番を作るために無理やり挿入したエピソードのような気がしてなりません。登場人物の因縁を広げてきた弊害でしょうか?
 ガンダムに何を求めるのかで印象は違うと思いますが、MS戦の描写など面白い部分もあるのですからもう少し整理された物語であったのなら、もっと楽しめるのにと感じてしまいました。