ブレンパワード 第24話『記憶のいたずら』第25話『オルファンのためらい』

 オルファンの浮上は速度を増していた。そのオルファンから脱出してノヴィス・ノアへ帰還した勇たち。単身オルファンへ帰ったグランチャーを心配したクインシィは、ヒメブレンを強奪してオルファンへ帰ろうとする。勇と比瑪はネリーブレンでそれを追う。
 帰りたいと願った依衣子をヒメブランは彼女たちが子供時代に過ごした上野村へ連れて来た。村はずれの湖の上でグランチャーと再会した依衣子はグランチャーのリバイバルに立会い、その光の中で直子・翠・依衣子と伊佐未ファミリーの歴史を見るのであった。
 そしてリバイバルが終わったクインシィのグランチャーは赤いバロン・ズゥになってオルファンに帰っていった。(第24話「だいたいあってる」あらすじ)

 比瑪の直感がオルファンとの対話が可能だとブレン乗りたちに語ると、無人のブレンたちもそれを証明するかのように手を取りあってチャクラでオルファンまでの道を指し示してみせた。
 決意した勇たちはオルファンへ突入するが、ジョナサンやアメリカ軍のグランチャーが行く手を阻止しようと立ちはだかる。しかしオルファンの助けでなんとかたどり着くが、そこにはクインシィが待ち構えていた。その時オルファンがクインシィを取り込み、その巨体が震え始めるのだった。(第25話「だいたいあってる」あらすじ)

 いよいよ佳境でございます。24話でグランチャーが依衣子に見せた過去がとても大事なことだと思うのですが、ただでさえ劣化気味の脳細胞が微熱で熱暴走しているような状態ではどうにも致しかねます(笑) 25話でも「意思に疎通の難しさ」と「予断を持つ事の不幸」のようなことを語っていたと思うのですが熱(ry
 ところどころ「生々しい」部分も描かれており、ここら辺は富野監督が他の監督たちに向けての挑発なのだろうと邪推してしまいました。残り1話ですが、どのような結末が用意されているのかとても楽しみでございます。