鉄のラインバレル ♯08『戯れの鬼たち』

 サービスシーンが多いですねぇ。やはりこういったシーンを加える事によって各種の数字(視聴率ですとかDVDの売り上げ)が伸びるのでございましょうか。不快に感じるわけではございませんが、意味もなくその手のシーンが多発いたしますと、もうそうしたものに興味のなくなってしまった人間は置いてきぼりにされてしまう悲哀を感じてしまいます(笑)
 今回は「加藤機関」の幹部「一番隊隊長の菅原マサキ」「七番隊隊長のユリアンヌ・フェイスフル」「二番隊隊長の中島宗美」そして「六番隊隊長のジャック・スミス」の戦闘がメインのお話。浩一の内的葛藤から外的脅威へと物語りは進んでまいりました。やはり「燃える」展開とはこういうものでございましょうし、どんな理屈をつけましても「ロボットアニメ」はこうでなければいけません。途中までは戦いのバリエーションがもっとあればよかったかな? とも思ったのですが、「ジャック」の登場で一変致しました。これぐらい個性的でも結構でございます。
 浩一は九条を助けるために任務を放棄しておりましたが、矢島を死なせてしまった浩一の熱い思いをここはもっと語ってもいいところですよ(笑) あそこで語りませんと語るところが無いと思うのですがどんなものなのでしょう。
 そして最後もサービスシーンでございました。お互いの垣根を取り払うと言う意味での「裸」だったと解釈することにいたします。