ケメコデラックス！第七話『ピンチのイズミちゃん！』

「風邪を見くびる者に明日はなし！死して屍拾うものなし！」（ケメコナースのお言葉）
　脚本は「山本寛」さん。あまり最近のアニメに詳しくない私でもその名前を覚えている方でございます。2話では「脚本・絵コンテ・演出」を担当しておりましたが、現在「かんなぎ」の監督もなさっておいでらしいので今回は脚本だけの参加のようです。
　珍しくと書いてはなんですが、丁寧な心理描写(笑)　がメインでございました。いえ、心理描写といえるかどうかは微妙なのですが、揺れ動くイズミの乙女心と三平太の男気、そしてケメコの中の人の可愛いやきもちが遠い過去を思い起こさせてくれました(笑)
　細かいギャグで「気恥ずかしい」部分を包み込んみ、ストレートに描かないところが本作スタッフの一筋縄ではいかないところでございます。今回のギャグは「お色気」の方向に大きく振れておりましたが「下品」の一歩手前で踏みとどまったところ（いや、踏み越えていたかもしれませんが）にも好感が持てました（本当か！）。