マクロスFRONTIER 21話『蒼のエーテル』

 冒頭レオンが「僕のターンだ」と呟いておりましたが、本編は前回からのつながりで生身で出撃した「クラン」と「ランカ」のターンでございました。本作で「男性」が主役をはれる場合は女性と対になる場合に限られておりますので(それも、あくまで「引き立て役」の場合のみですが)、レオンはキャサリンを切った段階で主役を演じる機会を永遠に失ってしまったわけでございます。
 アルトも当初はそれなりのポジションを得ていたのですが、最近は初代の「一条輝」に負けず劣らぬの優柔不断男になってしまいました。河森監督の男なんてどうでもいいという意思が透けてきそうな展開でございました(笑) まあアルトも女性の心理なんてものが分かるほどの経験値はございませんし、いえ、そもそも男にとって女性の心なんて永遠の謎ですからこの展開は順当なのかもしれません。
 ランカはブレラと共にバジュラの巣へ。フロンティア内部は相変わらずの混乱。グレースも思わせぶりだけでルカはダークサイドへ(笑) 「タメ」が続きます。