色々堪えた日

 今日は珍しく定時に退社できました。真っ直ぐ帰宅するのも癪に障るので、書店とブックオフのはしごをなどをしてみました。都会の書店の品揃えは羨ましいかぎりでございますからブックオフなんて必要ないと思うのですが、田舎の場合新刊本以外でしたらむしろブックオフの品揃えの方が上でございます。私の場合ここで内容確認してからAmazonさんで通販する、というのが最近の購入スタイルでございます。そうでないと著者の方に印税が入りませんからね。
 で、今日もブックオフにて懐かしいマンガを発見いたしました。

あかつき戦闘隊 上 (マンガショップシリーズ (13))

あかつき戦闘隊 上 (マンガショップシリーズ (13))

あかつき戦闘隊 下 (マンガショップシリーズ (13))

あかつき戦闘隊 下 (マンガショップシリーズ (13))

 この方のマンガで読んでいたものは本作と「赤き血のイレブン」の二作品しかございませんので作家のことですとか、作品の詳しいお話なんか出来ませんが、上巻の左近・田熊・喜多が次々と戦死して行く件は当時涙したことを今日再読していてありありと思い出してしまいました。特に喜多の死ぬところとその後の母親の幻との会話では、明るい店内で泣きそうになったのは内緒です(笑) こういうマンガを読みますと主義主張や政治信条はともかくとして、戦争は御免被りたいと心の底から思います。・・・すぐ忘れちゃうんですけどね。
 なんとなく沈んだまま書店にてを立ち読み(笑) いい歳をしたリーマンがスーツ姿であの分厚いマンガを読んでいる姿というものは、冷静に考えますと「滑稽」を通り越して「不審」でございます。で今月の「びんちょうタン」を読んで、また泣かされた(笑) どうしてこう「ツボ」を突いてくるのでしょう。ページを捲る手も重くなってしまいましたが、最後のページにまた驚かされてしまいました。「次回最終回」・・・そりゃあ永遠に続く物語なんてないことは承知しておりますし、そんなものがもしあったとしても読みたいとは思いません。
 でも「びんちょうタン」にはもっと幸せになって欲しいですし、せっかく出来た友達との楽しいエピソードをもっと読みたかったのに! 単行本も次巻の4巻が最終巻のようですし、この素敵なマンガとの短い付き合いがもうすぐ終わると思いますと、色々と切ない気持ちが湧き上がりまして、今日はなかなかハードな日でございました。