マクロスFRONTIER 『ファステスト・デリバリー』

 昔見たような顔をたくさん見ることができまして、懐かしゅうございました(笑) たしかゼントラーディは人工的に作られた生命体だったように記憶しておりますが、司令タイプ・副指令タイプ・部隊長タイプは同じ遺伝子を使用しているのであれば顔が似ていても問題はないのでしょう。
 今回はミニ「ミンメイ・アタック」という趣でございました。空中でのライブと空中戦の描写はサービス満点でいつも以上に楽しませていただきました。その上カムジン似が連絡を取っていた相手ですとか、「マクロス」がガリア4に存在している理由(量産型でしょうか)、引きの時の生命体と、視聴者を飽きさせないスタッフの努力には頭が下がります。そしてエンディングは「愛・おぼえてますか」ですからオールドファンにも堪らない演出で締め。私のいまの最大の関心は、いつかこの作中で「天使の絵の具」が聞けるのでは!ということでございます。河森監督でしたら期待を裏切らないような気もするのですが・・・。色々と楽しみがある作品でございます。
 そしてカムジン似の台詞「二つの種族が生きるほど宇宙は広くない(意)」の意味するところがこの作品の核心なのでしょうか?十分広いですよ(笑)違うのでしょうか。