マクロスF『レジェンド・オブ・ゼロ』

 このエピソードは、私のように「マクロスF」の一エピソードとして観ている人間にとっては「普通」に面白がる他はないのですが、「マクロス史」の中のエピソードとして御覧になっている視聴者の方はより深く楽しめたのだろうと思いますと、マクロスシリーズは「超時空要塞マクロス」しか観ていない自分にとっては悔しさが募ってしまうエピソードでございました(笑)
 「ゼロ」の意味が分からなかったので検索して調べました。・・・なるほど、と思う検索結果もありましたがオズマが発した「ランカがドクター・マオの役を・・・」の意味はいまひとつ分かりませんでしたが、これは調べ方が悪かったのでしょう。ただこの後本作の中で語られるのであろうと推測してこれ以上の深追いはやめておきます。楽しみは取っておきましょう。
 ただ「ゼロ」のヒロインの名前(および「ドクターマオ」の名前?)が「サラ・ノーム」「マオ・ノーム」だったことを見てしまったのですが、本作の「シェリル・ノーム」と血縁関係あったりするのでしょうか?なにか「見てはいけないもの」を見てしまったような気がいたします。単純に物語を楽しもうと思ったら迂闊に調べてはいけないということなのでしょうか。
 ヒュドラとアルトの格闘シーンは、CGによるヴァルキリーの戦闘シーンと比べても遜色のない動きで感心いたしました。この作品ですとアクションシーンはほとんどCGでしょうし、他にアニメーターの見せ場はシェリルやランカの歌唱シーンくらいでしょうが、今回のような作画を観ますとスタッフの能力の高さが証明されたようで今後の頑張りにも期待したいと思います。
 そして謎は深まるばかり・・・、ヒュドラですとかレオン・三島と会話していた人物ですとか。小さい脳みその私には記憶しておくのが大変でございます(笑)