Gyaoとか色々

マクロスF ♯6『バイバイ・シェリル』 マクロスの三本柱と言えば「メカ」「歌」「三角関係」だと思っておりますが、正直年寄りには「三角関係」の部分はさして興味がございません。と申しましょうかこの作品に限らずアニメの中の「恋愛描写」というものが苦手でございまして、いえ、無印が放送されていた25年前はそんなこともなかったのですが、この年になると高校生の恋愛模様なんぞに興味がないのは普通ですよね?
とは言え、本作において「恋愛」は重要な要素になるのでしょうから我慢いたします。それに河森総監督のことですから、単純な三角関係とは思えなかったりする部分もあるのですが、穿ちすぎでしょうか?次回は戦闘中心みたいですので今から楽しみです。
狂乱家族日記 ♯5『サバイバルハネムーン』 こういうコメディ作品で最初から楽しめるという作品は実は貴重なのだということを再認識いたしました。本作は当初乗り切れなかったものでしたが、回を重ねて少しリズムが合い、楽しくなってきました。慣れは大事であります。
少し不満が残るとすれば、メインキャラが多すぎて捌きが上手くいっているというレベルではないことでしょうか。原作は知らないのでなんとも言えませんが、このアニメですと性格が被っているキャラが複数存在しております。で、メインキャラ達の描写が忙しく「敵」(というレベルではありません。この家族に敵対できる存在は、そもそも本作の「世界」には居そうもありませんが)の描写をしている暇がありません。
外的要素によって擬似家族の結束が固まるにしては、その外的要素が弱く感じられ、では家族だけでお話を進めるにしてもキャラの配置が微妙に感じてしまいます。原作を大胆に脚色できる環境ですとか、半年とか一年の舞台が用意されているのならば違った展開になるのかもしれませんが、そんな贅沢な環境は現在の状況では望むべくもないのかもしれません。
では面白くないのかと問われれば面白いですよと答ます。唯我独尊の凶華さまを見られるだけで(今のところは)十分でございます。
おじゃる丸『うすいと少女』 珍しく早く帰れたのでなんとなく視聴しました。で、泣かされた(笑) 病院にいる少女「さおり」とうすいさちよの交流を描いたお話でした。少女漫画を読んだ事のないさおりに自分の描いた漫画をせっせと届けるうすいさちよは感動的なのですが、彼女の描く漫画はここ(「おまけ」→「うすいさちよのスケッチブック」参照してください)で見られる通りですので笑ってしまいます。このパターンだと最後はさおりちゃんが死んでしまうのかとも思ったのですが、少し外してお終い。この作品は時々こういうエピソードを用意してくれますから侮れません(笑)
今回は桜井弘明さんが絵コンテを切っていましたが、通常より長く描いたようでラストシーンがエンディングにかかっていました。いや、あれも計算なんでしょう。ここのスタッフがそんな単純なミスをする訳がありません。11年目で色々チャレンジしているのかもしれませんね。味わいのある良い終わり方でございました。でもうすいさちよの漫画はアレなんですが(笑)