コードギアス反逆のルルーシュR2『魔人 が 目覚める日』

せっかく全国ネットで、しかもリアルタイムで観られる時間に放送してくれたのに録画で観ることになってしまいました。夕方ってなにかと雑事が多い時間帯でございます。それにしても違法動画サイト問題の余波なのでしょうが、神経質なくらいのテロップ攻撃には苦笑するしかありませんでした。そういえば、テレビがカラー放送され始めた頃はほとんどの番組で提供のテロップが流れていたのですが、時が戻ったのかと思いました。
本編。無印のラストから1年後らしいのですが、「ロロ」って無印の時はいませんでしたよね?見逃したキャラだったのでしょうか。しかしルルーシュの妹の「ナナリー」が居なかったですし、ロロの事を「俺のたった一人の弟」云々のルルーシュの発言から考えれば、記憶操作されたルルーシュを監視するために帝国が送り込んだ人物と思っていいのでしょうか。
他にも何事も無く無印の時と同じ学園生活を送っていた他のキャラの様子を見ますと、この登場人物全部の記憶操作したのか!とか色々疑問も湧いてくるのですが、これらは追々作中で語られるのでしょうから早合点はこの辺で止めておきます。
今回はラストで狂気に身を置いたかのようなスザクくんが見れたことで、これからの展開に期待が膨らみました。無印の時のスザクは今ひとつ立ち居地が不安定と申しましょうか、キャラの影が薄いと申しましょうか「この国を内側から変えて行く」というのは立派な決意ですがルルーシュの相手役としては弱いと思っていたのですが、あの復讐鬼然とした目は結構でございました。それでこそもう一人の復讐鬼ルルーシュと互角に渡り合っていけるキャラでございます。
主役二人が同じ土俵に上がりましたので、今後は回を追うごとに「人でなし」の展開になると思うのですが、これで面白い作品になることは(私の中では)約束されたも同然です(笑)半年間谷口監督に身を委ねて楽しめそうです。嬉しいなぁ・・・。