相棒Season6『琥珀色の殺人』

TV観戦記などと書きながらアニメの感想ばかりだと気が引けます。そのうちタイトル変更しましょうかしら。
さて、シリーズ化してから6年めに突入している本番組ですが、推理物としては今回くらいこじんまりとまとまったお話の方が好きです。あの二人にはアクションシーンは不要(あくまでも右京&薫というキャラの上で)だと思っていますから。あくまで個人的な感想ですが。
もっとも推理物とはいいつつも、最近のお話は結構強引な展開が目立ってきております。そこら辺りが気になる方も多いとは思いますが、これはTVドラマの限界なのかもしれません。1時間番組とはいえ、正味の放送時間は多分40分くらいでしょう。その中で整合性がある本格的なミステリを毎回求めるのは、さすがに酷でしょうね。ですからそんな話は1シーズンに1話あれば良いと思っております。正直それも怪しいでしょうが。
今回のお話でも、もう少し膨らませられれば良いお話になったと思いますが、それには2時間枠が欲しい感じです。が、日本の推理物は延びたら延びたで、変な人物描写に時間を割くんですよね。ですからその辺りはもう諦めております。
じゃあ詰まらないのかと聞かれると「面白いよ」と答えます。この番組は純粋に推理を楽しむ番組ではなくて「水谷豊」を始めとするレギュラーの役者さんや、犯人役のゲストの役者さんの人選が全てのような・・・。以外というのではなく・・・、濃い?(笑)
ですから「まったり」楽しむのが正解のような気がします。ただ時々「大当たり」があるので目が離せません。それと今回は大好きな小橋めぐみ」嬢がチラッと出演なさっていて眼福でした。この方もTVではたまにしかお目にかかれない女優さんで、個人的には大変悲しいです。今回もストーリー的には、あまり関係のない役どころでしたので、いっその事凶悪な殺人犯の役で出ずっぱりの方がファンとしては嬉しかったのですがね。残念。