サクラクエスト 第2話『集いし五人の勇者たち』

国王に就任した由乃の最初のクエストは「チュパカブラ饅頭」1000箱を一週間以内で完売することだったが、というお話。
町興しや村興しが簡単に行けば、全国の地方都市がこんなに苦労することはございません。その点では由乃たちがクエストに失敗したのはリアリティがございましたね。
特産品は新規に開発するのではなく、昔から街にあって住人にはそれほど価値がなさそうに思えていても、よそ者からすれば価値がある(と思わせる)ものに焦点を当てたほうが良さそうでございます。
少なくとも何の見込みもない状態で無計画に食べ物を大量発注するようでは前途多難でしょうねぇ(笑)
あの発想が老人たちの間違いなのですが、そういう老人が権力を掌握しちゃっている所にも地方都市の難しさがございます、…いやホント。
由乃のファーストクエストは失敗に終わりましたが、ソレと引き換えに得難い仲間を手に入れることに成功したようでございます。
そうですよね、町興しには若い女の子の視点が必要なのですが、頭の固い老人たちはそれも気に食わないのが問題ですが、さて四面楚歌の中で由乃たちはどのようにして人を呼び込んでくれるのでしょうか?
彼女たちのクエストはまだ始まったばかりでございます。