月がきれい 第1話『春と修羅』

中学三年生の茜と小太郎の初恋話、かな?
岸監督にしては珍しく思春期の恋を正面から描く作品に見えましたが、人間ある程度の年令になると失われた純粋さを求めるようになるのかもしれませんね(笑)
ファミレスのシーンで学校の外で同級生と会った時の気恥ずかしさを思い出しまして、さらに子供のそういった複雑な心境を無視して親同士が勝手に挨拶している間の居心地の悪さ(笑)
LINEのIDを渡されて部屋で暴れる小太郎くんの気持ちもわかります(笑)
後1・2年するとこの順鮨さも消えてしまうのでしょうけど、だからこそこの年代の少年少女を主役にしたのでしょうね。
穏やかでありながらワクワクする気持ち。まさに今思春期を送っている人も、かつてそうであった人も楽しめそうな作品でございます。
そうか、岸監督もこんな作品の監督できるんだ、意外だなぁ。