装神少女まとい #11『いってきます』

母娘二代の纏創の巫女としての運命を受け入れ、まといは身近な人達を守るため次元の向こうへ旅立つのであった、というお話。
世界を救うなどという大袈裟な目的ではなく、小さいけれど一番大切なものを守るためという動機が良いですね。
私たちはそれをつい忘れてしまいますが、最小単位の集合が大きなものの元でございまして、それを思い出させて頂きました。
と同時に1クールアニメにおきまして、これくらいのコンパクトな物語が最適のような気がいたしまして、尺に合った応分さを見極めるのも大切なことなのかもしれません。
最終決戦地へ。
帰ってくる気満々でございますし、そうであってこそこの作品らしいかと。最後のセリフは「ただいま」と「おかえりなさい」と予想しておきます。