響け!ユーフォニアム2 第四回『めざめるオーボエ』

関西大会を10日後に控えた北宇治吹奏楽部のオーボエ奏者・鎧塚みぞれのトラウマが解消したお話。
私も簡単に「話し合えば大抵の問題は解決する」と書きますが、そもそもそれが出来れば誰も苦労はしないわけでございます。
でも誤解を解消するためには面と向かう必要はあるわけで、直接話し合うのが難しいのなら手紙とかメールとか手段はあるはずなのですけどね。
ただどのような場合でも自分にとって最悪の答えが帰ってくる可能性はあるわけで、それを恐れる気持ちはよく分かります。その不安に勝つのは難しいですからねぇ。
みずれにとって幸いだったのは、彼女の周りには彼女を本当に心配してくれる人間が複数いた事でして、もしそんな人間が居てくれなかったら、希美との仲は永遠にあのままだったかもしれません。
それにしても細かい部分を拾い上げるなぁ。いや、それが主題なのか。
そうした思春期の悩みを抱えた若者が演奏するから一瞬の輝きを発するのかもしれませんで、それはないよりも美しく響いてくれるのかもしれませんね。
みぞれのお話は一応の決着を見ましたが、久美子姉が次の波乱を引き起こしそうですし、あすか先輩の闇も同様ですね。