プリンス・オブ・ストライド オルタナティブ STEP12『END OF SUMMER はるかその先へ』

高校ストライド東日本大会「エンド・オブ・サマー」決勝のお話。
予定通り一度完膚なきまでに叩きのめされた花京院高校に方南学園が勝って終了。…う〜ん。
作品を構成する人物配置などを考えれば、この作品がどういった層に向けられて作られたのかは当初から想像できたはずなのですが、物語の舞台装置としての「ストライド」がどういったものか興味があり結局最後まで視聴してしまいました。
でもこの競技特有の面白さを最後まで見つけることが出来ませんで、何か生煮えのまま終わってしまいました。
他校との試合の中で面白さを見せることは可能だったと思いますが、そうなりますとこの話数では全然足りないわけでして、ある程度の枠の確保が製作サイドには必要でございましたね。
積み重ねてこそ濃密な人間関係を描けるというものでございますので、この作品に決定的に欠けていたのはその点だったというのが感想になります。
「東日本」が強調されておりましたので「全日本」編もあるのかもしれませんで、その時こそこの作品の面白さが開花する時なのかもしれません。