ハルチカ〜ハルタとチカは青春する〜 #06『スプリングラフィ』

新入生が入学して来る春、チカも新しい出会いを迎えていた、というお話。
クラリネット奏者・芹澤直子登場。
中々複雑な家庭に育ったようでして、だからなのか早くから音楽家として身を立てようと決意した彼女でございましたが、病気で音楽家として一番大事な耳を失いかけておりました。
本来であれば重くなりそうなお話だったのですが、そこをチカの天真爛漫さが救ってくれたようでございます。
確かにリアルに考えればこんな救いなど直子にとって意味は無いのですが、創作のいい所は説得力を持ったキャラの言動が全てという部分ですね。
チカがいるから大丈夫!
学生時代はこんな前向きな同級生が何人も居たんですけどねぇ(笑)
くじけてしまいそうになったり下を向いてしまって人に希望を与えられる。そういった人物を創作した段階でこの青春物語の成功は約束されたのかもしれません。
…さてそろそろ吹奏楽部の活躍を見せていただきましょうか(笑)