アイドルマスター シンデレラガールズ 第25話『Cinderella Girls at the Ball.』

グランドフィナーレ。
物語と致しましては前回でまとめられておりまして、今回は蛇足と申しますか再確認程度の内容でございました。
自分が笑顔になれないのであれば他人を笑顔にすることなど出来ようはずはない。それはアイドルに限ったことではございませんが、今の時代簡単に忘れてしまう事なのでしょう、もう一度思い出しておきましょうと云うことかと。
常務とPの対立も実は対立なのではなく、別の視点で見ていたからのようでして、目指すべき場所に大きな違いはない、いえ同じ場所を見ていたようですね。
此処が終わりではなく。
彼女たちが苦労して手に入れたのは終点ではなく出発点でございまして、だからこそ自分たちが選んだ道を歩き出した後を見せた終わり方を制作陣は選択したのではないでしょうか。
この先も彼女たちには数々の試練が降りかかってくるでしょうけど、「原点」を作った彼女たちならばもう迷う事はないでしょうね。
最終回間近に特番2本入れて作ったかいはあったようで、絶品のライブシーンでございました。各員が僅かに遅れをみせる作画は大変だったでしょうが、フィナーレを飾るに相応しいシーンでございました。
個人的には夢破れて去って行くアイドルも描いて欲しかったのですが、それは本作の目的とは違うってことなのでしょうね。
楽しい作品を見せてくださったスタッフに感謝を!