何も観ない陽日

入れ替えの端境期で今日は視聴したアニメがございませんでしたので休日。
個人的に「SHIROBAKO」の振り返り上映会を開催(笑)しておりますが、色々と新しい発見もございまして、やはりアニメも何度か見返す必要はありますね。
折角作り手が丹精込めて届けてくれたのですから、味わい尽くすというのが礼儀ってものかと。
問題は新作を試聴するのに時間を取られて振り返る時間がないということですねぇ。
で、ニュースなどを拾っておりますと
中国政府、「BLOOD-C」など日本アニメを“暴力賛美”と名指しで批判
記事を読んで感じたことはどれも暴力的と云うほどではないようなぁと。むしろ日本兵を大量虐殺(私が観た作品では真っ二つにされていたものもございましたが)している方が暴力そのものの様に見えるのですけどね。
そもそも暴力を描くのはその作品に込めたものを伝えるための手段であって目的ではないのですが(そういう作品が存在することを否定はしませんが)、手段を見て作品を否定する行為の愚かしさを中共は気づいていないのか…、いやそうじゃなくて「目的」が彼らにとって都合が悪いから「手段」を口実にしているだけなのか。
作画の技術では日本のアニメーターを凌いでいる方も多い中韓でございますが、政治的宗教的倫理的タブーが数多く存在し、それを配慮しなければ制作も放送もできないうちは日本製アニメのような発想の自由さを見せてくれる楽しい作品を視聴できる日は遠そうでございますね。
…最近はこの国もそういった自由さが失われ始めて来ているのですけどね。