寄生獣 セイの格率 stage:14『利己的な遺伝子』

探偵の倉森と接触した新一は、彼を雇っていた田村玲子に呼び出され、というお話。
すべての行動は遺伝子に強制されているのか、それともそうではなく「意思」の力なのかという、…答えは出ないよなぁ。
以前生き物は遺伝子の入れ物にすぎないという説を聞いたことがございましたが、原作が描かれたのも同じくらいの時代なのでしょうな。
生きるために他者を食うというのは自然の摂理でございますが、そこに何らかの選別を加えるようになるとすれば間違いなく「意思」でございまして、それを考えるようになったパラサイトたちは進化したのかもしれません。
「分別」をパラサイトが学べば人の間で暮らして行くことは十分可能だと考えるのですが、結局「本能」に負けてしまうんでしょうねぇ。