黒子のバスケ 第52Q『オレのもんだ』

海常と福田総合の準決勝開始。「キセキの世代」として知られた黄瀬とそこから追い出された灰崎の対決は灰崎有利で進んで行く、というお話。
この「相手の得意技をコピーしたうえで相手の技は封じる」というものは最近何かのアニメで観た記憶があるのですが、それより以前横山光輝さんの忍者漫画で同じような技が描かれていたことを思い出しました。…どちらもタイトルを思い出せませんが(笑)
黄瀬くんは完コピしかしないのですが、そこに彼の人の良さのようなものを見ることが出来るのに対し、灰崎くんの方には邪悪さすら感じてしまいまして、作者さんも差別化に苦労しているのだな、と。
灰崎くんが先輩を先輩とも考えていない言動にはやはり運動部上がりとしては違和感を覚えるのですが、一方で運動部は実力優先主義でございますので横柄な態度までは許容出来たり致します。何事も「節度」の問題ではないかと。
でもこういう灰崎だから赤司に追い出されてしまったということなのかもしれませんね。
さて劣勢に追い込まれた黄瀬と海常でございますが、ここからどう抜け出すのかが次週のお楽しみでございます。