魔弾の王と戦姫 第三話『蘇る魔弾』

侵攻してきたザイアンに立ち向かうディグルとエレンのお話。
こういった作品の場合超自然な力(魔法ですとか超能力ですとか)が強大であればあるほど「他の兵士はいらないのでは?」と感じてしまいまして、今回もエレン一人で何とかなりそうな気がしてしまうのでした。
折角戦力分布や用兵を3Dキャラを使って見やすく演出してくれたのですが、肝心の戦闘がああいったものですと些か興醒めでございました。
エレンが能力を発動させる条件をもっと厳しくしてくれれば(例えば1日に1回しか使えないですとか、起動に凄まじく長い時間がかかることを相手も承知していて兵士が彼女めがけて殺到するので、それを通常の兵士たちがどう守り切るのかが問題になるですとか)と考えてしまいまして、戦力や用兵を語っている作品ですから、こういった部分には改善する余地があるような気がしております。
ティグルの弓にも何やら秘密がありそうでしたが、とりあえずアルサスの平和は守られたようでしてなによりでございました。