棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE 第2話『ウイザードの矜持』

「遺体」を賭けたクローディアとの戦い後編。
本当であれば八英雄は父を殺した仇ですから、その恨みつらみがあってもいいものなのですが、チャイカにはその感情は全くないのが不自然といえば不自然なのですよねぇ。
あくまで「遺体集め」だけが彼女(他のチャイカも同様ですよね)の目的であり、それ以外には関心を示さないのにはなにか理由があると思いますが、さてアニメでそこまで描かれるかは未定。
クローディアは遺体に頼らない「道」を見つけることが出来たわけですが、それが他の八英雄のその後と違った点なのでしょうね。
ここでクローディアを登場させた意味はチャイカやトールに「生きる道は無数にある」ということを示すためだったでしょう。今は分からなくても旅の終わりにこのエピソードが活きてくるような気がしております。
本来今シリーズはクラーケンのお話があってから黒チャイカ「たち」が登場するのですが(ここまでは原作を読んでおります)、次回予告を見ておりますとドクターモローの島イズマッシュのお話がクライマックスになりそうな雰囲気でして、此処から先は色々と再構成されて原作とは違う結末に向かっているようでございます。
原作を読んでいないことが功を奏しておりまして、アニメの結末を楽しんでから原作を読めば楽しさは2倍!(笑)
チャイカ「たち」が一点に集結し始めております。