白銀の意思 アルジェヴォルン 第14話『亡霊』

辺境地帯に現れた敵によってアランダス軍精鋭部隊が次々と襲撃されるが、生存者も残さない徹底ぶりに情報は得られないままだった。独立第八部隊にそのトレイルクリーガーを確保するためキタザマハラ駐屯地に配備されたが、というお話。
前半の「トキムネの家族の肖像」話が何を語りたかったのかが不明瞭だったこと、同時に戦場ものである必然性が感じられなかったのが前半戦の反省点でしょうか。もっともアレが活きて来る可能性は未だあるのですが。
後半戦は戦場という舞台と、ナミエの投入で「身近な死」が作品の緊張感を増しているように感じられまして、ようやく面白くなってまいりました。
でもこの作品の新兵器がロボットである必要はないような気がしているのも事実で、戦車アニメの方が良かったんじゃないでしょうかね。
対峙する双方に新型が投入され、うまい汁を吸うのは兵器商人だけというところでしょうか、…ジェイミーの立場も微妙と申しますか危ういものになって来そうな展開でございます。