ハイキュー!! 第21話『先輩の実力』

試合の流れが青葉城西に傾き、それを止めるため影山から菅原にセッターを交代させた烏野高校、というお話。
同じ資質と申しますか技量を持った者であれば控えにおいておく必要はないわけでして、違った個性があるからこそ試合の流れを変えるための「控え」だと。
試合中頻繁に交代が認められているスポーツはこれがあるから控えの需要度は大きいわけでして、だからこそ控えだからといっていじけている暇もないってことなんですよね。
コートに出ていようがベンチに居ようが同じく戦っていなければならない、と。
だからこそ菅原が影山にかけた言葉が「勝てよ」じゃなくて「勝つぞ」だったわけで、この瞬間烏野は全員一丸となったのではないでしょうか。
もっとも相手は「大王様」ですので一丸になったくらいで勝てるほど甘くはないでしょうが、少なくとも「光明」は見えてまいりましたので、後は影山くんが精神的に成長するだけでございます。