アカメが斬る! 第6話『絶対正義を斬る』

麻薬の密売組織を倒しに行ったナイトレイドは首尾よく仕事を片付けて帰還途中、シェーレとマインの前にセリューが現れて、というお話。
残酷な描写も厭わない作者の壊れっぷりには拍手喝采でございまして、人の命を奪っているのですから奪われることもあり、主人公補正が少なめなところには好感度上昇でございました。
ただこの作品を残念に感じるところは人の命を奪っておきながら「大義」を語るところでございまして、「掃除人」は掃除人として社会の暗部にいるのがお似合いとナイトレイドが自覚していないのがなんとも。
もっとも正義や日の当たる場所、ささやかな幸せを夢見るからこそ今回のシェーレや、これから先のナイトレイドの犠牲者に悲しみを覚えるのでしょうから悪い方法ではないのですが。
仲間たちの死が増えてタツミが絶望を感じた時、この物語は本当の開幕なのかもしれません。
ちなみに「ニコ動」では規制が緩くなっておりまして、これから規制が多くなりそうな時はあちらで視聴しようか思案中でございます。