残響のテロル #3『SEARCH&DESTROY』

警察がスピンクスに一矢報いたお話。
攻める方も守る方もデジタルを使っておりまして、しかし事件を起こすのが生身の人間だとすればそれに頼り切るのは危うさを感じてしまいますが、デジタル世代のスピンクスに対抗する柴崎という刑事も完全にアナログ世代というわけでもなさそうですね。
世代間の抗争というのでなければこの作品の対立軸は何処に置かれているのかも興味の的でございます。
そしてテロ。
要求や主張がなければただの遊びに過ぎませんが、もちろんそんなことはなく。ナインとツエルブが愛を与えてもらえなかった子供たちの一員だったとして、では彼らの要求は何かと考えますと「愛」に行き着くわけですが…。
愛の形は様々ですからその答えを見守ることに致します。