魔法の天使クリーミィマミ 第39話『ジュラ紀怪獣オジラ!』

優たちとパルテノンプロが休養にやって来た漁村に怪獣が現れて、というお話。
タイトル通りゴジラがモチーフなのですが、オチはブラッドベリの「霧笛」のオマージュ。
ある年齢層にとってはブラッドベリは多大な影響を与えていた作家だったことが此処でも証明されておりますね。
私がアニメでこのネタを見たのは「海のトリトン」「電脳コイル」に次いで三本目(時代的には「トリトン」「マミ」「コイル」の順ですが、当作は本放映時にには視聴しておりませんでしたのでこれが三本目になります)ですが、知らないだけでまだどこかで使われているかもしれません。
ただこのエピソードはそもそも「怪獣」を登場させませんといけないわけですから、そんなに多用できるネタではないのですが、それでも記憶に残っているだけでこれだけあるのですから「霧笛」は本当に愛されている作品なのだなぁ、と。
もっとも本作におきましては他の二作品と違い、それ自体が主題ではなくあくまでオチとして使用しただけでしたので、あの作品のような哀切というものはございませんでしたが。
4クール目ということで、作品内容の自由度は上がっているようでございます。