東京レイヴンズ #15『DARKNESS_EMERGE-邂逅-』

道満の襲撃を撃退するも陰陽塾は壊滅状態に。春虎たち塾生は陰陽庁の施設で学ぶことになった、というお話。
今回は新章の開幕と云うことで、新キャラ相馬多軌子が登場したり涼の正体、さらに双角会一掃計画やら様々な説明が中心。…涼と一緒に居たのは転生した道満という認識でいいのかな?
作品全体の雰囲気が緊迫しておりまして、このシリーズが終幕に向かっていることを嫌でも感じさせられましたが、となりますともうノホホンとした日常回を観ることは出来そうもなく残念。
で、今更ながらにこの作品の真の主役「夜光」がどんな目的を持っていて何をしていたのか、そして何故彼を巡って争奪戦が繰り広げられているのかを気にしていないことに気付く(笑)
本来であればこのお話が作品の中心でしょうし、延々と語られて然るべきものなのでしょうが、あくまで春虎たちを描くことを中心にしている構成に感心。
多分このシリーズ内で夜光の全てを描くことは不可能でしょうし、中途半端に語るくらいなら前段としての春虎一味(笑)を徹底的に描いて夜光の存在を浮かび上がらせる方法をスタッフは選択したんだろうな、と。…原作がそういう構成なのでしょうけどね。
現在の春虎たちの能力でこれから先に起こる事態に対応できるとも思えませんで、う〜むこの物語に初めて暗雲が立ち込めてきたのかもしれません。