マギ 第12話『新たなる皇帝』

煌帝国皇帝崩御の知らせを受けて各地に派遣されていた皇族が呼び戻され、そこで新たな皇帝が指名されたのだが、というお話。
いい塩梅に壊れた人間が登場、そして皆がそれぞれの思惑を抱えて動き始めておりまして、…実に好みの展開になったまいりました(笑)
紅玉がこんな所に居たくない気持ちもよく分かる(笑)
本質的なラスボスはまた違うんでしょうけど、練玉艶がとりあえずこの作品のラスボスになるのでしょうか。
白龍の記憶にある母親とは随分印象が違いますが、どこかの時点で「組織」に意識を乗っ取られたのか、それとも最初から組織側の人間で、白龍の記憶にある母は猫を被っていたということなんでしょうか。
…この辺が明らかになるのはずっと先かもしれませんし、そうなると本シリーズ中ではそこまでは描かないのかもしれませんね。
復讐に囚われてしまった白龍にはもう何も耳に入らなくなっているようでして、これから先は母やジュダルにとって扱いやすい手駒にされそうでしたが、彼にはアリババやアラジンそしてモルジアナという友人がおりますのでそこが最後の救いになるのかもしれません。
母親は最終的に倒さなければならないのかもしれませんが、それは復讐心からではなく自分や民の未来のためでなくてはいけません。白龍がそのことに気がついてくれるといいのですけど。
ということで1クール目終了。本格的にきな臭くなってまいりました。