ぎんぎつね 第8話『人間って変』

日輪子が日頃中々会えない父親へ誕生日プレゼントを贈ろうとまことたちと連れ立ってショッピングセンターまだ買い物に出かけたお話。
秘書の吉住さんと日輪子のお話で、…吉住さん老け顔だなぁ(笑)
まことやユミと付き合うようになったことで日輪子の性格も穏やかになり、間近でその変化を見ていた吉住が好感を持つのも当然ですね、ただ彼女はファザコンで中年好みだ!(笑)
他者を寄せ付けない「孤高」が悪いわけではございませんで、本人が自らその道を選んだならばそれは尊重されて然るべきでございます。日輪子の場合ああいった性格だったのはどういう理由だったのか不明なのですけど。
人を受け入れるようになりますと他人も自分を受け入れてくれまして、日輪子にとって周囲の人間関係が穏やかになったのもまことたちとの出会いのおかげでもあり、まことたちを拒絶しなかった勇気の賜物でもあるのでしょう。
しかし人間の感情はいつもシンプルという訳にはいきませんで、幼い(?)ハルには吉住の複雑な願いの意味は難しかったようでございます。
大きなドラマはございませんが、「日常」はこうした小さな小さなドラマとも言えない出来事の積み重ねで、その出来事の素晴らしさに気付けた人は幸せになれのかもしれません。