機巧少女は傷つかない 第7話『Facing "Sword Angel" Ⅲ』

夜会の初戦、ロキとの戦いの最中夜々が傷つく事を恐れケルビムの一撃を体に受けた雷真は重症を負ってしまう。次の日の夜会、雷真欠場のままロキとフレイ姉弟の戦いが始まって、というお話。
そうか、「夜会」と云うことは以後の戦いは全て夜なのか。…作品としての「華」であるアクションシーンが暗くて見難いのは辛いかなぁ。
これも原作小説であれば何の問題もない処(文字に暗いも明るいも関係ありませんからね)なのでしょうが、こうやって画に致しますと何故「お茶会」にしなかったのかと(笑)
雷真にとって妹との別れとその後の顛末があるから誰も傷つけたくはないという想いが強く、時としてそれが自身を傷つけることになっても意思を貫く原動力なのだということは視聴していて上手く伝わってまいります。
もう少しダイレクトに心情を吐露させてもいいような考えておりますが、今後彼のキャラ付けをそうしておいた方がいい理由も描かれるでしょうし、その辺は作品の個性でしょうからあくまで個人の好みの問題ですね。
「夜会」の結果がよく分かりませんでした(笑)が、フレイとヨミのために夜々と共に「孤児院」に乗り込む場面は雷真の「熱い心」が垣間見れていい場面でございました。