ガリレイドンナ 第3話『キンギョ・ライフ』

お尋ね者になってしまったガリレオシスターズのお話。
お宝探しの冒険ものと致しましては、帰る場所をなくしてしまって前進あるのみと正しい展開でございましたが、そうなりますと気になるのは神月のネガティヴさでしょうか。
彼女のあの性格はアクセントとしては機能していたのですが、勢いを削ぐ側面もございましてどうなんでしょうかなぇ?
この作品が2クールものであれば徐々に前向きになる時間的余裕もあろうかと考えますが、この枠の大半は1クールでしかも通常よりも短い11話が通例ですので、神月之変化を描く余裕があるのかどうか。
三人とも好戦的で無茶苦茶を平気でやれる性格の方が物語を全力疾走できそうに感じまして、…神月も切れたら怖い性格なのかもしれませんので、現時点での判断は自重しておいた方が良いかもしれませんね(笑)
敵役のロベルト・マテラッツィの冷酷さを見ればこの作品が「痛快」だけで構成されていない事は明白なのですが、この男の熱量の低さをカバーするためにも熱量の高そうな空賊シシーニョさんにはもっと物語に参加していただきたいものでございます。
次回はパスルを解いてお宝へ至る道探しのようでございます。