黒子のバスケ 第13Q『信じてました』

秀徳戦第4Q、誠凛は全員の力を出し切って1点差の勝利を収めるのだった、というお話。
誠凛の先輩は優しいなぁ(笑)
体育会の悪いところは完全な年功序列システムでございまして、…まあ悪いところばかりじゃないのですけど、火神のような圧倒的な実力を見せていれば問題はないのでしょうが、それでも高校生のレベルですと嫉妬というものが人間関係を簡単に歪めてしまっても仕方ないのに…、本当に火神は先輩に恵まれているなぁ(笑)
で、そういう先輩に囲まれているから火神くんは頑張れたのでしょうし、試合終了時に満面の笑みを浮かべたのも皆で勝った故の笑顔だったと。この辺の流れは地味なのですが、描いておくのとおかないのでは後々違いで出てくると考えております。
今回のエピソードでは緑間くんの超長距離砲が火神のブロック一発で封じられてしまったのですが、緑間が何度もトライするとか秀徳の他のメンバーの戦いっぷりがあまり描かれていなかったところだけが残念でございました。
まあそれを描き始めますと一試合が何話にもわたってしまうのでしょうから致し方ないのかもしれませんが、そこを描きませんと青春物語の要素が希薄になってバスケPRGになってしまい兼ねませんので配慮が必要だったように感じられました。