君と僕。2  第4話『ゆげのなかに』

みそかなのに(だから、かも?)喧嘩した悠太と祐希のお話。
第1シリーズ初期の頃に多かった「過去を懐かしむ」お話に近かったのですが、ただ懐かしんでいただけではなくて「今」がこの過去と確実に繋がっているという描き方でしたのでおっさんの許容範囲内でございました。
あの時ああしたエピソードにあまり感心しなかったのは「若い高校生が昔を懐かしがって黄昏てんじゃねーよ」ということでございましたが、その考えは今も変わってはおりません。
こんな低血圧なキャラ達が活躍する作品であっても、前向きなエピソードでは熱いものを感じさせてくれるのですから。
まあたまにはこんなエピソードもいいかなと考えるようにはなったのは、本作の魅力に引き付けられてしまったからなのでしょうね。