シャイニング・ハーツ -幸せのパン- 第2話『嵐の日』

「普通じゃない嵐」がやって来るとラナから聞かされたリックたちは町の人に教えたり、パンを焼いたりと大忙し!というお話。
てっきり大惨事になると思って観ておりましたが、いたって「普通」の嵐で拍子抜けいたしました(笑)
パンを焼いてそのパンを食べた人たちが幸せになる、優しい気持ちになるという作品でございますなら、「アンパンマン」の方が一枚も二枚も上手でございますが、本作はそういう作品じゃないですよね?
仮にパンにまつわる素敵なお話を目指しているのでしたら(そしてそんな事はないのでしょうが)、嵐の中で母親を待つ女の子のお話をもっと掘り下げてくれるとか、エルフの兄妹との交流を描くとかした方が宜しいかと。
「良いお話路線」なのか「ファンタジー路線」なのかそろそろはっきりさせて頂きたいなぁ。
それとI.G名義にしては不安定かつ表情に乏しい作画も魅力が感じられません。お金と時間をかけてヌルヌル動かしたから良い作画と書くつもりはございませんが、もうちょっとだけ見せ方に工夫が欲しいものでございます。