スイートプリキュア♪ 第47『ピカーン!みんなで奏でる希望の組曲ニャ!』

ノイズとの戦いが終わったお話。
ノイズとは自分の外側の敵ではなく、誰の心にも潜んでいる弱い心の体現者であって、倒すべき敵ではなくて乗り越えなければならない対象にすぎないという設定でございました。
だからプリキュアたちは倒すために戦うのではなく、皆の幸せを守るために戦うんだと。その中にはノイズ自身も含まれているんだと。ノイズにも幸せになって欲しい、と。
日曜の朝からおっさんを泣かすな!(笑)
まあ、この辺のお話をもうちょっと膨らませてくれても良かったかもしれないと考えたのですが、肝心なのはノイズの事ではなくて、視聴者の子供たちに向けられた「そういった優しい心を持ってください」というメッセージの方なのでしょうから、これくらいの尺で良かったのだろうと考え直しました。
優しいくて強い心を持つためには悲しみや寂しさ、自分の弱さをを感じたり経験することが大事なのだと語っておりましたが、振り返れば前半部で「(響と奏は)毎回喧嘩ばかりしてるなー」と感想を書いた彼女たちが喧嘩したり騙したりしたことも全部心の栄養でしたよという構成だったのだと納得。
大ラスでこれまでのエピソードが活きて来るというのは、やはり無駄に「積み重ね」をしていないという証拠でございますね。
次週最終回。